鉄コレにGM動力を搭載2008年12月29日 22:36

小田急800の動力化

鉄道コレクションの動力化には一般的には鉄道コレクション用動力を使用します。特に両側台車駆動の製品(16m級より長いタイプ)はフライホイールも付いており静かで安定した走りを楽しめます。

模型仲間でもキット組立作品の動力をこの鉄コレ動力に載せ替えた人が複数います。

翻って自分。今回購入した鉄道コレクションには従来から販売されているグリーンマックスの動力を搭載することにしました。設計が古く、ちゃんとメンテナンスしないと快調に走らず、その上煩い、今となってはいささか古めかしい製品です。 それなのに何故敢えてGM動力かと言うと、釣掛駆動のギアノイズに聞こえない事もない、煩い動力を積みたかったからに他なりません。

今回作った作品のうち東武には7800(クロスポイント)に動力を積むため問題ないとして、秩父800にGM動力が入るのか?試してみました。※鉄道コレクション用の動力が品切れの場合も、この技法が使えると思います。

(写真上)まず台車枠の交換。もともとあった動力台車の側板をカッターで切り落とします。切り落とすときは深く切りすぎないように注意すれば、寸法はそんなに気を遣わなくて良いです(動力台車は内側の金属部品で車軸を維持している)。その後、鉄道コレクションの台車枠を切り出して、台車中央部にあるボスを切って平滑に削って接着します(接着剤は比較的硬化まで時間がかかるエポキシ系接着剤かゴム系接着剤が、位置の微調整が可能なので、これらをおすすめします)

(写真中)次に車体の加工。残念ながら鉄道コレクションにGM動力を積むのには若干の加工が必要になります。屋根のネジ止めを削り、屋根中央部をモーターが逃げられるように切り抜いて、さらに側板窓枠の下端を1mmほど削ります。

(写真下)ここまでやってようやくGM動力が納まります。思ったより手間がかかりますね。

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